昔の受験戦争世代から見た、現在の大学受験の状況について

受験

中学・高校の受験がおおよそ終わり、大学受験の季節になってきました。ウチの子もすでに大学受験が始まり、第1陣の私立大学の合格発表が来ました。残念ながら、滑り止めのつもりで受けたところがなんと不合格でした。

今の合格発表は、インターネットで見ることができて、さらに自分の点数も見られるところがあるようです。なんとそれを見てみると、合格の最低点が80点だそうです。3科目で平均80点ということですが、合否を決めるのは2科目なので、その2科目では恐らく90点近く取っていないと危なさそうです!

私の大学受験の頃は筆記が中心でしたが、7割くらいとれればだいたい合格していたので、それから比べると今は異常ですね。いくら今はマークシート式が中心と言っても、私の唯一のマークシート方式の受験はセンター試験でしたが、9割取れていると東大レベルでしたからね。今の受験生のレベルが高いのか、問題が簡単すぎるのか、どちらなのでしょうか。

これを調べるために、ネットで合格した子の各教科の点数を確認してみると、英語はなんと9割以上取っている感じでした。9割以上というと、自分の場合だと発音の問題だけでもう合格点を割ってしまうでしょう。おそらく、今は受験生の英語のレベルが上がっているのに、問題のレベルは変わっていないのでしょうね。

それに合格するための倍率もすごいですね。軒並み10倍以上です。今は少子化の世代に完全に入っているので、ウチ等からの頃から比べると同世代の人口は6割くらいと聞きますし、大学の数も増えていると聞きます。なぜ、こんなに倍率が高いのでしょう。こんなに倍率が高いと今の受験生の皆さんは、滑り止めだけの合格が当たり前なのでしょうね。ウチは滑り止め1校・・・。

少子高齢化で大学が余る時代

そう考えると、最近のニュースで、今の受験生は現役合格指向で安全指向である、と言っていることが何となく理解できます。大学受験はくじ引きみたいになってきたので、確実なくじを引くことに傾倒していったのでしょう。それに当たりくじが少ないので、早めに当たりくじを引いておきたいという気持ちになったのですね。

昔は大学受験の時期になると「受験戦争」という言葉をよく聞きましたが、最近はあまり聞きません。要は、受験生は戦争をなるべく早く回避して、落としどころを見つけているのでしょう。合理的と言えば非常に合理的な選択ですね。うち等の世代から見ると、人生は、多少冒険をしても良い気がしますが・・。

大学進学のお金がない家庭